池田裕美子の星空スケッチ
今週の星空案内人は、グローバルネイチャークラブ柳場潔さんです。
今年の放送も残すところ今回を入れて2回となりました。
柳場さんに今年を振り返っていただきました。
9月10月が雲が多く、なかなかツアーのお客様の期待に応えられなかったそうです。
確かに……。私も楽しみにしていた流星群など、曇っていて見ることが
できませんでした。
そういうとき、ツアーに来たお客様には星の紙芝居などで楽しんでもらうそうです。
ツアーではお子様も多いそうで
「今、頭の上で光ってるものは何?」という簡単な質問から入って
「星」や「星座」のことを話していくそうです。
例えば、星には、自ら光を放つ恒星と、その恒星の光に反射して光る惑星があるというお話です。
そういうお話の後に現在の夜空に浮かぶ星々をひとつひとつ説明していくそうです。
写真:沈みゆく冬の星(大島より)
星座の歴史)参考
また、星の説明をする上で欠かせないのが「星座」
星座は古代メソポタミア文明の時代に芽生え(黎明期)
エジプト文明で天文学が発達し星座が作られました
航海のために星を大切な目印にする必要から、メソポタミアの古代星座の知識をかなり持っていたフェニキア人が、同じ時代から文明が起こったギリシアとの間の貿易により
星座の知識は、フェニキア人によって古代ギリシアにもたらされることになります
ギリシアに伝わった星座の知識は、空想力豊かなギリシアの詩人や哲学者・科学者によって次第に、ギリシア古来の神様や伝説、西アジアの多方面に古くから伝わる神話や伝説の神々、英雄などを星座の中に当てはめていきます。それが、絢爛豪華な星座神話の始まりにとなっていくわけです。
きっと古代メソポタミア、エジプト、ギリシャ時代は空気には余計な塵やゴミがなく
現代よりもずっときれいだったと柳場さん。
その時代の星空を眺めてみたいものですね。
お正月1月3日深夜には、三大流星群のひとつ「しぶんぎ座流星群」が流れます。
極大期は4日午前11時なので、4日早朝、3日深夜あたりが一番流れる数も多いようです。
お正月のお参りと同時に
流れ星に今年のお願い事をしてみてはいかがでしょうか?
そのご
2019年、星空スケッチで企画があるというお話をしました。
これは、放送を聴いた方だけの秘密にしておいてくださいね。
「夜空を見上げると平和になる」と柳場さん
嫌なことも忘れられるからだそうです。
イライラもしないそうです。
夜空を見上げてスローライフもいいですね。
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