児童文学作家「工藤純子」さん児童書寄贈

June 23, 2018

2018年6月22日金曜日

 

児童文学作家「工藤純子」さんが市役所市長公室を訪れ

伊東市内の小学校に自署である児童書「となりの火星人」を寄贈しました。

 

 

「となりの火星人」について書いた工藤さんのコラムです。

 

毎日同じメンバーと顔を合わせ、同じように勉強し、同じように行動し、同じように遊ばなくてはいけない小学生は、不自由な存在だなあと思うことがあります。

学校には「みんなと同じ」じゃないといけないような空気があると思うのです。

でもみんなと同じではいられない子もいます。

 

「コミュニケーションが苦手な子」「落ち着きがない子」「発達がゆっくりな子」

「同じ失敗を繰り返す子」「忘れ物が多い子」「何かのきっかけでパニックになる子」

 

これらを個性だと言う人もいますが、日々の中で本人が困っているのだとしたら

個性ではすまされないのではないでしょうか?

そんな子たちの中には、みんなと同じことが出来ないばかりに

「ダメな子」というレッテルをはられてしまったり、

何度も同じ失敗を繰り返し叱られているうちに

自分を「ダメな人間」だと思いこんでしまったりする子もいます。

それは、不登校、いじめ、自殺といった形で表面化するかもしれません。

そうなったときでは遅いのです。

 

「となりの火星人」は、そんな生きづらさを抱えている子たちの物語です。

どの子も人と少し違う自分に戸惑い悩んでいます。

本当はいいところもあるのに、人と違うところばかり目がいってしまう。

小さい頃から積み重ねられた劣等感は、簡単に拭い去ることはできません。

自己否定しながら生きるのはつらく、苦しく、幸せな未来など描けないでしょう。

そんなとき

「人と違ってもいいんだよ」という当たり前のことを教えてくれる人がそばにいてくれたら……。

 

「困った子」と突き放すか

「困っている子」と手を差し伸べるかで、その子の人生は大きく変わっていくはずです。

 

こどもはすべて同じ教室で安心して学ぶ権利を持っています。

一人ひとりの生きる力を伸ばし、本書に出てくる子どもたちのように

自分を好きになってほしい。

「みんなと同じ」であることよりも、ずっと大切なことだと思うのです。

 

 

 

 

 

 一冊一冊にサインをしてくださいました。

ありがとうございます。

 

これを手にとって読んでいる子どもたちの姿を思い浮かべると

なんだか私まで嬉しくなります。

 

私も読ませていただきました。

「困っている子」だけでなく

すべてのこどもたち、そして大人にも読んでもらいたい。

 

そしてそばにいる私を含めた大人たちが

どうしていいのかわからない「困っている子」に

手を差し伸べたい。

人と違うってある意味「魅力」です。

あなたにしかない、私にしかない「魅力」を

伸ばしていきたい。

 

 

人はみな迷います。

もちろん私もです。

比較的多いです。

間違っているだろうか?

これでいいんだろうか?

自分に自信がなくて落ち込むこともあります。

自分に否定的になることもあります。

そんなこと日常茶飯事です。

 

大人でも読み終わったあとに

「私は私でいいんだ」と思える読後感。

児童書だから子供の読み物と決めつけず

大人だからこそ児童書から学べることはたくさんあります。

子供目線、自分目線、大人目線

いろんな角度から読んでみてくださいね。

 

 

 

 

市役所を出たあと

FM伊東へ

「特別番組」と「星空スケッチ」の収録を行いました。

 

 

 

 

 

番組日程は

後日ツイッターなどでお知らせします。

 

どうぞお楽しみに!!

 

 

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