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​放送番組基準

1.人権

・人命を軽視するような取り扱いはしない。

・個人、団体の名誉を傷つけるような取り扱いはしない。

・人種、性別、職業、境遇、信条などによって取り扱いを差別しない。

2.法と政治

・法令を尊重し、その執行を妨げる言動を是認するよう取り扱いはしない。

・国及び国の機関の権威を傷つけるような取り扱いはしない。

・人種、民族、国民に関することを取り扱う時は、その感情を尊重しなければならない。

・政治に関しては、公正な立場を守り、一党一派に偏らないように注意する。

3.児童及び青少年への配慮

・児童及び青少年の人格形成に貢献し、良い習慣、責任感、正しい勇気など精神を尊重させるように配慮する。

・児童向け番組は健全な社会通念に基づき、児童の品性を損なうような言葉や表現は避ける。

・児童向け番組で悪徳行為、残忍、陰惨等の場面を取り扱うときは、児童の気持ちを過度に刺激したり傷つけたりしない。

4.家庭と社会

・家庭生活を尊重し、これを乱すような思想を肯定的に取り扱わない。

・公序良俗に反するような思想を肯定的に取り扱わない。

・公衆道徳を尊重し、社会常識に反する言動や共感を起こさせたり、模倣の気持ちをおこさせたりするような取り扱いはしない。

5.教育・教養の向上

・教育番組は学校向け、社会向けを問わず、社会人として役立つ知識や資料などを系統的に放送する。

・教養番組は形成や表現にとらわれず、聴取者が生活の知識を深め、円満な常識と豊かな情操を養うのに役立つように努める。

6.報道の責任

・ニュースは事実に基づいて報道し、公正でなければならない。

・ニュースは報道に当たって個人の自由を侵したり、名誉を傷つけたりしないように注意する。

・取材、編集に当たっては、一方に偏るなど、聴取者に誤解を与えないように注意する。

7.宗教

・信教の自由及び各宗派の立場を尊重し、他宗、他派を中傷、誹謗する言動は取り扱わない。

・特定宗教のための寄付の募集等は取り扱わない。

8.表現上の配慮

・放送内容は、放送時間に応じて聴取者の生活状態を配慮し、不快な感じを与えないようにする。

・わかりやすく適正な言葉を用いるように努める。

・人心に動揺や不安を与える恐れのある内容のものは慎重に取り扱う。

・不快な感じを与えるような下品、卑猥な表現は避ける。

・病的、残虐、悲惨、虐待などの情景を表現する時は、聴取者に嫌悪感を与えないようにする。

9.暴力表現

・暴力行為は、その目的の如何に問わず否定的に取り扱う。

・暴力行為の表現は最小限にとどめる。

10.犯罪表現

・犯罪を肯定したり、犯罪者を英雄扱いすることがないように注意する。

・犯罪の手口を表現する時は、模倣の気持ちを起こさせないように注意する。

・犯罪容疑者の逮捕や尋問の方法、及び訴訟の手続きや法廷の場面などを取り扱う時は、正しく表現するように注意する。

11.性表現

・性に関する事柄は、聴取者に困惑、嫌悪の感じを抱かせないように注意する。

・性衛生や性病に関する事柄は、医学上、衛生学上、教育上必要な場合の他は取り扱わない。

12.広告の責任

・広告は真実を伝え、聴取者に利益をもたらすものでなければならない。

・広告は関係法令などに反するものであってはならない。

・広告は健全な社会生活や良い習慣を害するものであってはならない。

13.広告の取り扱い

・広告放送はコマーシャルメッセージによって、広告放送であることを明らかにしなければならない。

・コマーシャルメッセージの内容は、広告主の名称、商品、商品名、商標、標語、企業形態、企業内容とする。

・広告は、児童の射幸心や購買欲を過度にそそらないようにする。

・広告主が明らかでなく、責任の所在が不明なものは取り扱わない。

・番組及びスポットの提供については、公正な自由競争に反する独占的利用を認めない。

・権利関係や取り引きの実態が不明確なものは取り扱わない。

14.広告の表現

・広告は放送時間を考慮して不快な感じを与えないように注意する。

・広告はわかりやすく適正な言葉を用いるように注意する。

・聴取者に不快な感情を与える表現は避ける。

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